ロジクエスト株式会社 講演 メディア掲載

物流ニッポン 連載記事「人財育成・定着◆実践セミナー⑰ コーチング チームを活性化する!! 励まし・感謝・気風を」

コーチングスキルを高める手法として、部下や上司との

コミュニケーションを活性化させることが重要です。

更に、ちーむそのものを活性化するための手法として

「励まし」「感謝」の気風・文化をつくる必要性も

あると考えます。

効果的に励まし、やる気を引き出す

効果的に褒めたり、叱ったりすることは、

部下の能力を高めるための大切な対応です。

それに加えて、“励ます”という行為も不可欠です。

誰でも仕事が順調にいくとは限りませんし、

壁にぶつかることもあれば、思うようにならず、

悩んだりくじけたりすることもあるでしょう。

そうした時、リーダーの励ましのひと言が、

メンバーの心を強くし、背中を押す大きな原動力になるものです。

「もう一息だから、頑張ろう!」と良い刺激を与えることで、

モチベーションがあがりますし、「やるぞ!」または「できる!」

という自信を上手く引き出せ、難局を乗り切ることができます。

ただし、励ますことと「頑張れ」と言葉をかけることは、

少し意味が違います。以前、「頑張っている人に“頑張れ!”

というのは失礼だ」という意見を聞いたことがあります。

確かにそのとおりで、時と場合によっては、「頑張れ!」

という言葉が無責任なひと言に受け止められ、

励ましにならないことだってあるのです。

では、「励まし」とは何でしょうか。

その狙いをいくつかあげてみますと、

①相手のエネルギーレベル上げるため

②自分も相手も元気になるため ③ミスを減らすため

④コミュニケーションをよくするため― 等が考えられます。

これらの目的を想定した場合、単純に「頑張れ!」というのではなく、

具体的な言葉を添えてあげることがポイントです。

また、部下の状況から判断して、「頑張れ!」

に類する言葉をかける場合には、「一緒に頑張ろう!」とか、

「頑張っているねー!」と表現や使い方を工夫する必要があります。

要は、相手への思いやりがあるか否かが問題といえるでしょう。

以上の点に配慮しながらメンバーを励ます習慣をつけていくと、

自分も元気が出てきますし、その励ましが全体に伝染して、

皆も元気になるものです。お互いに励まし合う気風・文化を

持つチームは強いもので、大変な困難に直面した時も、

皆が力を合わせ何とか乗り切ることができるはずです。

“感謝の心”は最高の報酬

チーム力アップにおいて、もう一つ大切なのが、

常に“感謝の心”を持つことです。日常会話では、

「すみません」という言葉はよく使いますが、

「ありがとう」と口にすることは意外に少ないように思います。

「ありがとう」と感謝の心を素直に伝えるだけで、

相手も嬉しい気持ちになり、職場の雰囲気が明るくなるものです。

それによって、チーム全体が目標に向かって

貢献してくれるようになります。ですので、

ほんの些細なことでも、当たり前と思わずに、

「ありがとう」と声に出してみましょう。

感謝の心を相手に伝えることが実際にどれだけの効果をもたらすか、

もう少し考えてみます。

人は何を動機に意識を啓発したり、

積極的に動いたりするのでしょうか。確かに、

給料や地位といった経済的な報酬もあるでしょう。

しかし、チームのリーダーが提供できるのは、

成果に対して“褒める”もしくは“感謝する”、“喜びを共有する”

などによる心理的報酬しかないのです。やはり、

人は人の心で動かされるものであり、感謝の心は、

何物にも代え難い貴重かつ最高の報酬であることを忘れてはなりません。